カジノし過ぎると不妊症になる?

NHKで放送された男性不妊問題『精子力クライシス』で、現代の不妊症の原因の一つとして、座りっぱなしというものが挙げられていました

世界的に見て現代の男性の精子の数が減っているそうです。
欧米人の精子の数を調査したデータによると、1973年に9900万/mlあったのが、2011年には4710万まで半減しているようです。その要因はいくつかあり、番組ではその原因と改善方法について紹介していました。

精子が危機だと言われている要素
現代人の精子は、以下の3つの危機にさらされています。

1.精子の数の減少
2.運動率の低下
3.DNAの損傷
1.精子の数の減少

まず前述した通り、現代人は精子の数がずいぶんと減ってしまっているようです。
欧米人の精子の数が4710万/ml。
一方WHOによる自然妊娠するために最低必要な精子の数は1500万/ml。
ちなみに僕は12匹。(万という漢字が羨ましい。。。)

精子くんはたくさんの仲間がいなければ、卵子までの困難な道程を乗り越えることができません。一騎当千の猛者な精子がいれば?と医者に質門しましたが、理論上は不可能だとは言わないがそんな事例は見たことがないと一蹴されました。

2.運動率の低下

現代人は精子の運動率も低下しているそうです。
ご存知のように精子は米粒みたいな頭に付いた毛みたいな鞭毛がクネクネ動いて前に進むのですが、運動率の低下した精子はクネクネもせずただ静かに止まっています。

WHOの基準だと自然妊娠するには運動率40%が必要だと言われています。
てっきり全部が元気に動いているものだと思っていましたが、健康な精子であっても止まっている精子が結構な割合いるようです。

働きアリの法則でも、まったく働かないアリが2割はいるので、6、7割が動いてくれていれば十分なのかも?

3.DNAの損傷

精子くんの頭の中にはDNAが入っているんですが、このDNAが損傷している場合があるそうです。
DNAが切れているのが22%を超えると自然妊娠しにくくなり、受精卵にたどり着いても受精しなかったり、受精したとしても細胞分裂せずに正常な胚にならないそうです。

ここで僕が理解したのは
「DNAが損傷していても受精はする。けど正常に育たず着床しなかったり流産の可能性が高くなる。」ということです。

つまり、苦労して1回50万円の顕微授精をしたとしても、DNAが損傷している精子は見た目で判別できないので、もし男性のDNAが損傷していれば受精卵は育ちにくく着床しにくいということになります。

不妊原因の約半分が男性にもあると言われています。男性側も不妊治療をする上で女性任せにせず、病院に行って自分の精子を検査して、もし悪ければ改善の努力が必要なんですね。
男性にとって、自分が男性不妊だと知った時のダメージは計り知れないので、行きたくない気持ちは分かりますが、子供を望むのであればやはり夫婦が心を合わせて前に進む必要があると感じました。

妊娠に必要な精子の数
活発な精子の数は、21〜30歳が1.88億ですが、41歳以上だと1.02億に半減しているそうです。
やはり年をとると子供はできにくいんですね。

ここで言う「活発な精子の数」とは(精子濃度×運動率×精液量)で計算されていました。

WHO基準で自然妊娠に必要な総精子数は、3900万なので、計算式にあてはめると
総精子数:3900万 = 精子濃度:1500万個/ml × 運動率:40% × 精液量:6.5cc
となります。
男性の一般的な精液の量は、3〜5ccと言われているので、かなり多くの量が必要か、もしくは精子濃度を増やすか、運動率を改善するかのどれかが必要なことが分かります。

ちなみに、精力と精子の数は必ずしも比例しないので、量があったとしても運動率がすごく悪かったり、精液の中に精子がほどんどいなかったりすることもあるので、お盛んだからといって妊娠しやすいわけではないです。

精子力を低下させる原因と向上させる7か条
番組では精子力を知りたい男性28名が集まってデータを取っていました。
そこで精子力を低下させる要因として医師が指摘していたのは以下の項目です。

<活性酸素の増加>
・喫煙
・運動不足
・座りすぎ
・過度な飲酒
・脂肪過多

<テストステロンの減少>
・睡眠不足
・ストレス
・過度な飲酒
・脂肪過多

<その他>
・カフェイン過多
・熱

これに対して、『精子力アップの7か条』と提示していたのは以下になります。

<活性酸素除去/テストステロンアップ>
・軽めの運動
・禁欲しない
・亜鉛の摂取
・体重管理
・質の高い睡眠(7時間程度)

<その他>
・長風呂・サウナを避ける
・ぴっちりした下着をはかない

生活習慣が悪影響を及ぼす
番組では特にデータが悪かった2人に密着して生活習慣を改善することで、45日で約2倍の改善をしていました。精子は74日のサイクルで新しく作られるので、もう少し後に取材をしたらもっと結果はよかったんじゃないかと期待できます。

座りっぱなしは精子に悪い
座りっぱなしで長時間精巣の血管が圧迫されて血流が悪くなると、活性酸素がたまり精子を傷つけてしまう恐れがあるそうです。
さらに精巣の温度が上がるため、精子が熱によって死ぬこともあるようです。
たしかに昔に比べて人は座ることが増えてますからね注意が必要ですね。

海外の研究結果では、座っている時間と精子の数に関係性があるようで、一日であまり座らない人に比べて、一日5時間座る人は約30%精子が少ないそうです。
記事の最初に書いた、欧米人のデータでも40年前に比べて約半分の数値になっているというのは、椅子に座ることが大きく影響しているかもしれませんね。

なお、活性酸素が増やす生活は以下の4つなので気をつけましょう。
・座りすぎ
・脂肪のとりすぎ
・運動不足
・寝る前のスマホ

睡眠不足はテストステロンを減らす
テストステロンとは精巣で作られる男性ホルモンです。脳ではなく陰嚢の中でホルモンが作られるとは、なんとなく不思議な気持ちになります。

ホルモンなので夜の間(特に午後10時から午前2時に多く分泌)に分泌され、精子の形成を促します。

夜にゆっくり7時間以上寝れればいいのですが、電気をつけたまま寝たり、明るい環境で寝ると精子の数が減ったり質が悪くなったりするようです。

産婦人科で男性不妊が軽視されがち
卵子に注入する精子のDNAが傷ついていた場合、正常に卵子が成長しない可能性は高くなります。
それを知らずに何度も産婦人科で不妊治療を行い数百万円から1000万円以上費用をかけている夫婦は多くいます。
しかも日本の体外受精の実施件数は世界最多ですが、成功率は最低レベルだそうです。

男性不妊も詳しい不妊治療クリニックに診てもらいたい方はこちらのクリニックをお薦めします

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